沖縄の冬は意外と寒い!その理由と過ごし方

生活
1月の波の上ビーチ。中央には冬季限定ビーチサウナが。(那覇)

沖縄といえば、青い海と温暖な気候をイメージする方が多いと思います。しかし、実は沖縄の冬は意外と寒いんです。観光や移住を検討されている方に向けて、沖縄の冬の特徴と快適に過ごすためのポイントをまとめました。

【沖縄の冬の特徴】

◆気温は内地より高いが、体感温度は低い

 沖縄の冬の平均気温は15〜20℃前後で、本土の真冬よりは暖かいですが、湿度が高く風が強いため、実際の体感温度は思った以上に低く感じます。特に曇りや雨の日が多く、日差しが少ないとさらに寒く感じることも。

◆暖房設備が少ない

沖縄の住宅は高温多湿の夏を快適に過ごすために設計されており、断熱材が少ない家が多いです。また、暖房器具を持たない家庭も多いため、室内でも冷えることがあります。

◆風が強い

冬場は北風が強く、体に直接冷たい風が当たります。特に海沿いでは風がさらに強く、肌寒さを感じやすいです。

1月の波の上ビーチ。中央には冬季限定ビーチサウナが。(那覇)

【沖縄の冬を快適に過ごすためのポイント】

◆重ね着を活用する

室内外の温度差が少ないため、厚手のコートよりも薄手の服を重ね着して調整するのが便利です。長袖のインナーやカーディガン、軽めのダウンジャケットがあると安心です。

◆足元を暖かく保つ

フローリングの床は冷たく感じやすいので、スリッパや靴下を着用するのがおすすめです。また、沖縄でもドンキやDAISOやユニクロなどで冬用のあったかグッズが手に入ります。

◆暖房器具の準備

暖房機能付きエアコンやヒーターを活用するだけでなく、こたつや電気毛布などもあると快適です。冬場だけでも導入を検討すると良いでしょう。

◆温かい飲み物でリラックス

冬の沖縄には地元で人気の島豆腐豚汁や中味汁など、体を温めてくれる食べ物もたくさんあります。観光中も温かい飲み物やスープを楽しんでみてください。

【冬の沖縄観光の魅力】

冬の沖縄は内地に比べて寒さが穏やかなため、観光シーズンとしてもおすすめです。人気の観光スポットは比較的空いており、旅行気分をゆったり味わえます。また、冬はホエールウォッチングや美しい星空観察も楽しめる季節です。

「沖縄=暖かい」というイメージだけで訪れると、思わぬ寒さに驚くこともありますが、適切な対策をすれば快適に過ごせます。ぜひこの記事を参考に、沖縄の冬を楽しんでください!

波の上ビーチからのぞむ波上宮(左。崖の上)

タイトルとURLをコピーしました